【FP2級 元会社員で主婦フリーランス コダイが綴る 人生を豊かにする本紹介ブログです。】
ユヴァル・ノア・ハラリ氏について過去の記事はこちら
「21Lesson」は世界的ベストセラー・サピエンス全史のハラリ氏が書いた過去でも未来でもなく現在の今、何が起きているのかを考える本になっています。
今日はそんな本を紹介します。
- 自由とは手に入れたら逃げていくのかもしれない
- 移民を考えることは難解だ
- 正義って怖いものかもしれない
- コミュニティを大事にすることが生きる術
- レジリエンスを身につけた人だけが生き残る世界
- 解決法 瞑想だけが真実に近づく道
自由とは手に入れたら逃げていくのかもしれない
まずは自由について、紹介します。自由意志をみなさんはどう感じますか?
自由な意志は本当にあるのかということをこの本では問いかけます。自由なようで、洗脳されているかもしれない私たちの意志は今、危機なのかもしれません。
どうして、先人たちが苦労して手に入れた選挙権を使わない人がいるのか?
自由を手にするための手段はあっても、意志が弱くなっているのかもしれません。
移民を考えることは難解だ
移民についてどう思いますか?これは世界でも難易度の高い問題です。
移民が多いドイツなどのヨーロッパではキリスト教とイスラム教の対立や福祉の問題などが発生し、治安も悪くなっています。これが市民の感情を移民政策反対へと追いやります。
全て移民を原因にするのではなく、もっと良い解決策はないのでしょうか?
正義って怖いものかもしれない
正義は今、たくさんの立場があるようです。正義について語るのはマイケル・サンデル教授の「これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学」もおすすめです。
正義は道徳的に考えないと、暴力が付随してしまうかもしれません。
過去記事はこちら
コミュニティを大事にすることが生きる術
これからは資本主義が続くとしてもコミュニティが大切だと書かれています。
共産主義的なコミュニティではなく、弱い社会とのつながりをたくさん持つことがメンタルにいいと思います。依存については悪くも言われますが、人間誰しも弱く依存していてそれが複数あると安定すると言われています。
レジリエンスを身につけた人だけが生き残る世界
レジリエンスは教育で身につくのだろうか?
ナシーム・ニコラス・タレブ 「反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」にもあるように、これからはレジリエンスが大切になりそうです。脆弱なものは淘汰されます。
https://blog.hatena.ne.jp/skysetlab/tarebu
解決法 瞑想だけが真実に近づく道
これがハラリ氏の思考を生み出す秘訣のようです。とにかく色々な角度から今を思考できるこの本をお勧めします。
21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考 (河出文庫)
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