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山口周 「クリティカル・ビジネス・パラダイム」否定的に書評

 

今日は本の紹介です。大人気 山口周さんの今年4月にでた「クリティカル・ビジネス・パラダイム」を批判的に書評したいと思います。

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基本コダイは肯定的な人間なので、喧嘩もしないし平和主義です。しかしこの本は否定的な行動、少数派の意見こそが世界のシステムを変える。そしてそれはビジネスをもってして行うべきだという本です。資本主義の限界という意味では同意ですが、、

 

ニュータイプの時代

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もともと山口さんの本は読んでて、面白いものが多いですよね。キャッチーなワードセンスもあり、哲学もあります。

批判的な社会運動が女性の参政権など、少数派の意見を通るようにしてきたと言われればそんな気もします。また、社会にニーズがあるものが問題ではなくまだ見えていないものにこそ、潜在ニーズがあるというのも本当だと思います。

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今の日本人に果たして、他者を思いやる余裕がある人はどれくらいいるんでしょうか?あと、多数派の意見を無視できる勇気のある人はもっと少ないかもしれません。。そして、多数派からの叩きに耐えられる人がまだ残っているのか疑問です。日本でGAFAのようなプラットフォームビジネスが生まれなかったのはこのあたりにあるのでは?と思います。

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社会運動をほぼ経験していなくて、友達がメーデーに歩いたって言うのも意義があってしたわけではないと言っていました。これがビジネスなら、もっとやる気も起きやすいのかもしれません。しかし、今後チャレンジする若者は日本ではあまり生まれない気がします。何せ、若者の投資ブームがその顕著な現象でしょう。お金を増やすことに興味はあっても社会をよくするなんて、思うこと恵まれた特権階級の思考のような気もします。

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別にこの本が面白くないわけではないけれど、理想郷過ぎてむつかしいかもしれないという話です。多分山口さんもそう思っているからこそ、前書きに銃を渡して一緒に戦うためのような本だと言っています。この本が共感できた人が1人でも立ち上がってくれればいいのでしょう。そして、自分がやることはいかに難しいかを考えさせられる本です。

 

もっと、多くの人が共感したとき社会運動がビジネスになって展開していくのでしょう。これは時間軸の問題か、日本ではもう無理なのかはわかりません。でも社会を否定することによって自分の身近な幸せを忘れることがないように、過ごしていければいいなと個人的には思います。今日も読んでいただきありがとうございます😊 読者登録お願いします! Xで更新情報配信中 https://twitter.com/skysetlab