フリーランスブロガーの視点から:「暇と退屈の倫理学」レビュー

【FP2級フリーランスブログです。お金、コスメ、ドラマや恋愛リアリティと旅行記書いてますのでよろしくお願いいたします!】東大で2023年1番読まれた本として有名な「暇と退屈の倫理学」をレビューします。

 

 

この本は不本意ながら、プレゼントされたので暇じゃないと思いながら読みましたが、退屈をつぶすにはいい本でした。哲学が満載で、今の消費社会への警鐘を鳴らしています。

また、暇は客観的に、退屈は主観的にするものであり、現代人は自分で何がしたいのかわからないそうです。でもコダイはしたいことあります。

さて、退屈する人とは、あえて自分の部屋にとどまらず苦痛を得るために外へとでかけていく人なのです。これは少し思い当たる節があります。わざわざ、人ごみにいったり旅行したり。

 

そして、今日と明日の区別を認識するために事件を好みます。それが不幸であっても興奮が退屈の対極なのです。。悲しい人間の性ですね。

大好きなマグカップの作者、ウィリアムモリスは社会運動家で退屈を駆逐するには日常を彩ることだと言っています。つまりは芸術なのですね。

さらに、共感できるのが熱中すること、自分をだますことが退屈への対抗です。熱中というとアイドルなど推しへの愛はおしごとですよね。熱中できる仕事という意味で素晴らしい退屈へのアンチテーゼです。

つまり、人間は苦しみを求めている一面もあり、気晴らしの対象によって自分を騙していると書かれています。この面においては、そうかもしれないとも思うし人間は不幸を感じやすいような気はしています。。とにかく、幸せってむつかしいんですよねー長くなったので、つづきはまた今度

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