人間が劣等感にさいなまれずに済むには、格差の基準が正当ではないと信じることができるからなのか?
この本を読んだので感想書きます。結構むつかしかったけど、面白い理論もあったので勉強になりました。
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善悪の基準についての考え方を学ぶ一冊です。人間を理解するというのはなかなか難しい作業ですよね。さらに正しい社会ほど恐ろしいものはないと知りました。
差異が少ないほど人は境界を保つため差別をするそうです。民主主義は平等が建前のため色々なところでひずみがでています。
残念ながら、貧富の差は解消不可能だそうです。マルクスの剰余価値のシステムは不平等を隠ぺいした経済システムです。政治の次元でも、不平等を隠ぺいする形態になっただけかもしれないと思うと現代は怖い社会ですね。
被害者の自己責任を最近よく聞きますが、まじめに生きていれば必ずいいことがあるという信念を持ちたいと逆にこの因果応報が正当化されます。確かに現代の叩く文化はその側面があるかもしれません。心理は社会機能と結びついているのです。人間は責任を負う必要があるからこそ、自由だと思い込みます。
個人という自律性が高くなると、社会が構造的に維持されるというパラドックスについて考えることはむつかしかったです。今日も読んでいただきありがとうございます😊 読者登録お願いします! Xで更新情報配信中 https://twitter.com/skysetlab