今日はレモンケーキ食べながら、本の感想書きます。亡くなった山崎元さんの本なので悪くはいいませんが結構コダイは既に知ってました。本の内容を
【山崎元 最後の書き下ろし】「余命3カ月なら、ぜひやっておきたいと思った3つのことのうちの一つが本書の執筆でした。(中略)息子にも、読者にも、本書が経済と付き合う上で、いつまでも役に立つ『明るい人生のマニュアル』であり続ける事を、著者は心から願っています」(あとがきより)
●実際に息子へ送った手紙「大人になった息子へ」からできた本作品。手紙原文も全文収録。
大学に合格した息子へ手紙を送ったことをきっかけに、闘病の中で新たに書き下ろし、書籍化。株式市場との付き合い方、最初の仕事の選び方、リスクとサンクコストについて、自分の人材価値とは・・・。人生をサバイブする戦略が満載。「モテ」や「酒の飲み方」などの楽しいアドバイスも。
確かに大学の時にこれ読んでたら、就活も失敗しないし投資ももっと早く始めてたけど、こんなこといってくれる親がいなかったです。投資はしてましたが。やっぱり格差は親から子へ受け継がれていくのがわかりますね。。
コダイは大学時代に教育格差を卒業論文のテーマにしました。そのときから、親が優秀で金持ちだと東大などの有名大学に入りやすい傾向でした。いまはもっと顕著かもしれません。
しかし、それだけではなく文化的な移転が大きいということが当時のテーマでした。例えば親が本を読む人なら家庭に本の話題や本棚がある。それだけで子供の成長に大きな影響を及ぼします。
さらに美術館などに週末でかける家庭は子供の情操教育をしています。本当に美しいものを金持ちは知っていますしね。食育もお金がかかるのが現実です。
このテーマは当時の大学生にはピンとこないことも多く、何か残したわけではないけどのちにピケティが資産の労働対価との関係を書いた時にも複雑な気持ちになりました。。
つまり、資産が労働の対価よりはるかにおおきく増えていくので、資産を移転できれば子供が生まれたときから有利になります。階級の固定は日本では少ないけれど、教育格差はすごいと感じています。これがこの本をを読んでも思い出された感想です。
もちろん、若い人はリスクをとって働き、投資していくことが必要なので読むべきだとは思います。そして、このことにコダイが気づいたのは10年前くらいだから、もっと早く気づいたら、よかったとも思います。
なので、読むべき価値がないとはいいませんがこんなに評価が高く、知人も絶賛していたので期待値が高かったのかもしれません。。
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